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アマチュアのサッカーチームを批判するのはやめようと思う。 また、内容はもっと匿名性を高く。 誰のことか、どのチームのことか、ハッキリわからないように。 批評するのはプロサッカーだけでいいだろう。 今日の午後は時間が空いたので、プロの卵の試合を観に行った。 実はこの3連休は、試合がたて続いていた。 昨日、あのような批判的記事を書いたのは、 精神的疲労があったからかも知れない。 またひどいサッカーを見てしまった、草の根の中学生の。 お互いにファウルの応酬。 いくら交流目的の大会でも、あれはないだろう。 ファウルまがいでも、タックルをもっとやれと言う若い指導者と、 その横で苦虫をかみつぶしたような顔のベテランの指導者。 そして神経質な私。イライラはしていた。 気分転換に見たサッカーがあの高校生の試合。 この連休、サッカーに疲れたな。 それでも、気分転換になるかと思って、 別のカテゴリ−の試合を観に行った。 今日見たプロの卵チームの試合は驚愕だった。 スピードが違うのだ。 まず走るスピード。 そしてパススピード。 約20人だけの選手達。 時間帯で交代し、ポジションも度々代える。 落ちない運動量。 試合の相手も、技術の高い好チームだったが、 まずスピード、そしてスタミナに圧倒された。 同じ学年のサッカーとは思えなかった。 プロの卵チームのレベルが高すぎる。 いや、高いのか? 東京の子どもの運動能力は評価しにくい。 プロの卵チームで明らかに秀でているのは、運動能力。 その差が大きすぎて、 プロの卵たちに技術的に何があり、何ができるのか、 判断できない。 やはりこれは、メトロポリタンリーグを見ないと、 たしかなことは言えないな。 「おそらく」とは思うが。 また、東京の環境と他の都道府県の状況は違うだろう。 東京は良くも悪くもチームが多すぎる。 本当にこの選手達が抜群なのか? 来シーズン、 プロに1人も昇格しないJユースのチームもあるくらいだ。 評価は、プロでない私には、言いにくい。 チーム戦術は、4-2-4。 狭い局面はできるだけ避けて、 大きな展開を心掛ける。 それで自分たちの長所を生かす。 私のイメージするところの モダン・イングランドスタイル。 今朝見た朝日新聞の高校サッカーの、 両チームのシステムもそうだった。 あのような戦術・配置のシステムを、 私は4-2-4と呼ぶようにしている。 サイドのMFは、 早いタイミングでFWラインに上がり、 ウイングやフォワードとしてのプレーをするスタイル。 高体連のチームに多く見られる。 以前は、なにも考えずに私も模倣していたが、 最近はその意図も理解できるようになった。 人材がそろえば、わがチームでも導入しようと思うが、 現在は、人材がそろわないので、導入はしない。 やはりスピードのあるサイドMFの存在が大きいだろう。 東京に出てきてまもなく20年。 東京で暮らしはじめて、 また子どもが大きくなるに連れて、 わかってきた東京の生活の現実。 田舎で気にした、へんなしがらみがないし。 なんでも選択でき、サービスは充実している。 しかし、いや選択できるかたこそ、こんな現実がある。 ピッチに立っている約20名の選手達は、 東京西部の精鋭たち。 やっているのはもう、大人のサッカー。 うちのチームは練習試合も申し込めない。 いや、申し込む気にもならない。 違いすぎる。 東京に出てきて、子ども達の走り方がきになった。 なにかぎこちない。 その理由がわかってきた。 早期からの塾通い。 (田舎では、中学生でも塾に行くのはマイナーだった。 塾に行く生徒は、 成績が悪いか、ガリ勉か、の2極だった、当時は。 基本的に、そんな経済的余裕がないので、行かない。 普通なら、行かない。) このプロの卵たちには、変な走り方の選手はいない。 肘が伸びたまま走る、膝があまり屈曲しないで走る選手はいない。 すらっと伸びた足。 大きなストライドでのスプリント。 もはや、差は中学1年生の段階でついている。 選択できる現実が、 子どもにはつらいこともあるのではないか? と思うこともある。 「もう君には無理だよ。トレーニングの時期が遅すぎる。 違う道を探しなさい。」 走っただけでそういわれかねない。 そうか、だからうちの選手達は暗いのか。 誰かが一度、諦めさせたのか。 話は変わって。 先日、セミプロような部活動を批判した。 朝日新聞が美談で取り上げた、 バッティングピッチャーの記事が頭にこびりついていたからだ。 それは、 憧れて、やっと入学できた、野球の強豪高校の ある投手の話。 同学年には入学まもなく、 すでにレギュラーチームが存在していた。 中学3年の夏の時点で、セレクションに合格し、 早々と入学と入部が決まっていた、 9人前後の選手達である。 その中で5番手、6番手の投手となった彼に、 監督が告げる。 「チームのためにバッティング・ピッチャーにならないか。」 悩んだ彼は、父に相談し、それを引き受ける。 毎日毎日、何百球も投げる。 腫れる肩を毎晩、父親がアイシングしたという。 父は涙を浮かべたこともあったという。 夢ある高校生投手が消耗品として見られた、という話である。 一昨年の夏、朝日新聞はこれを記事にした。 そして、公立高校の佐賀北が甲子園で優勝した。 それは誰かが書いた筋書きなのか? 野球の特待生の枠が、試験的に小さく定まった。 話は変わる。 先日の試合でファウルを繰り返していたのは、 背番号の大きい選手であった。 システムは3-5-2。戦術はマンツーマンディフェンス。 守備ライン中央で数的優位を保つようにしている。 前線の選手も、JFAのいうとおり、ハードワークしている。 ボールを2タッチ以下で放すようにも指示されているのか。 意味も判断もなく、 ボールを前線に蹴り出し、 すぐさま相手ボールとなれば、 相手選手にまとわりつく(マークする)。 誰かがドリブルで抜かれれば、カバーに行く。 それも交わされれば、数的優位は保てない。 2人交わされ、あっという間にピンチになる。 当たり前の話が、繰り返される。 「誰のマークだよ!」 コーチの怒声が響く。 「プレス、プレス!」 ハードワークにもほどがある。 戦術に無理がある。 プレスは、選手たちの配置をコンパクトにしなければ無理だろう? 実はサブ組のチームらしい。 「だからおまえらはダメなんだ。」 こんなに多くの選手達が、試合やっていてもわかるのに、 試合後にまたダメだしをされている。 ダメにしているのは、誰なんだ? 不合理・理不尽だろう。大人が。 また、話は変わる。 高校生の部活動は教育の一環で行われていることもあれば、 校威発揚(?。売名行為?)のための行われていることもある。 最近の有名サッカー校では、 「本校のサッカー部には、 入学前に監督に入部を許可された者しか入れません。」 高校に限らず、有名大学でも、このコピーは使われる。 学校に入学してから、 友達と「何部に入る?」なんて青春ドラマみたいなことは、 全国大会を目指す部活動では、 もはやありえない。 それが現実なのだ。 それでも、 テレビに映るサッカー場の応援席には、 ベンチ入りできなかった多くの部員たちがいる。 この部員たちは、 サッカーがしたくて、この学校に集まったのだろう。 競争が厳しいことは初めからわかっていた。 (まさかこの全員が、 入学前の夏に実技試験で入学が決まった特待生の 選手達ではないだろう。 特待生で入学しておいて、 ほとんどが試合に出られないなら、何を特待としたのか? まさかそんな詐欺まがいのことはないだろう?) 受験勉強をして入学し、 厳しい現実を見据えて入部を希望した部員たちに違いない。 監督も、たった1人で部を指導しているわけではないだろう、昔みたいに。 副顧問が数人いるだろう。 1人1人のレベルアップを図りながらも、 残念ながら登録されなかった選手達に違いない。 そうであるチームで、 勝っても負けても泣いてる選手達に、 テレビを見ている何も知らない傍観者に、 「試合に出られなくて可哀相だ。」 と言われたくないだろう。 部活動に意義はある。 かけがえのない場面がそこにはある。 何も知らないで、批判するのは、もうしない。 |
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